砥石の形状には主に平砥石、両面凹砥石、両ベベル砥石、円筒砥石、皿形砥石、椀形砥石などがあります。工作機械の構造や研削加工のニーズに応じて、砥石はさまざまな形状や大きさに作られます。表 6 に、一般的に使用されるいくつかの砥石の形状、サイズ、コード、および用途を示します。砥石の外径はできるだけ大きくすることで砥石の周速度を向上させることができ、研削生産性や面粗度の向上に有利となります。また、工作機械の剛性やパワーが許せば幅の広い砥石を選択すると、生産性や粗さの向上も図れます。ただし、熱に敏感な材料を研削する場合は、ワーク表面の焼けや割れを避けるために、砥石の幅を適切に狭くする必要があります。
投稿時間: 2023 年 3 月 8 日